白黒猫の柄や模様10種と毛色で分かる猫の性格

猫の毛柄の種類

白黒猫は、柄のパターンによって様々な分類があります。
人気のハチワレやタキシードなどなど、白黒の比率や模様によってその種類は様々です。
それぞれの特徴を知れば、白黒猫の魅力が倍増するでしょう。

1.白黒猫の特徴

白黒猫とは、その名の通り白い毛と黒い毛を持った猫のことです。
黒の比率が多い猫の場合は、黒白猫と呼ぶこともあります。

白黒猫は、数も多く、雑種猫でも日本に多く存在しています。
模様の出方によって、「ハチワレ」など様々な呼び方があり、個性的な柄の子も多いです。

では、どんな柄があるのか、見ていきましょう。

2.白黒猫の色々な模様

①ハチワレ

ハチワレは、白黒猫の代表的な模様です。

頬から鼻筋を境にして、漢字の「八」の字のように割れている模様で、「八」は末広がりで縁起が良い数とも言われることから、ハチワレ猫も福を呼ぶ「福猫」と考えられています。

②タキシード

頭から背中まで、ほぼ黒い毛で覆われ、まるでタキシードを着ているような模様です。
前脚は袖のようになっており、タキシードの前をきっちり閉めている猫と、ラフに開けていてお腹側が白い猫がいます。
蝶ネクタイのついた首輪をつければ、上品な執事のように見えますね。

③チョビヒゲ

鼻の横や、口の周辺などのマズル(ω)部分に、まるでチョビヒゲのような模様を持ちます。
黒いヒゲの場合もあれば、白いヒゲの場合もあります。

④富士額

富士額とは、額の模様の入り方がハチワレよりなだらかで、目の上の部分までしか模様が入っていない猫です。
その形にもバリエーションがあり、黒い毛と白い毛の境目が富士山のように台形に近くなっていたりします。

⑤ぶち・牛柄

頭やしっぽのほかに、背中側にもまだら模様のぶち柄が少し入っています。
白い毛に黒い斑点模様が、牛のホルスタイン柄に似ていますね。

⑥靴下

白い手袋や靴下をつけているように足先だけ白い模様が付いています。

靴下が長いと「ハイソックス」と呼ばれ、片足はハイソックスで片足は短い靴下だったり、片一方しか靴下を履いていなかったりと、個性豊かでかわいらしいです。

⑦眉毛

人の眉毛のような柄を持つ子もいます。

まろ眉のような子もいたり、細眉やごん太眉もいたり…
それから末広がりの八の字眉は縁起が良いと言われ、幸運を呼ぶ猫とも言われます。

⑧マスクとマント

顔の下部分・胸元・お腹と手足部分に白い模様が入っていることから、黒いマスクをつけ、黒いマントを羽織っているように見える猫のことです。

怪盗っぽくてかっこいいですね。

⑨カツラ・前髪ぱっつん

まるで髪の毛のような模様を持つ子もいます。

七三分けだったり、前髪ぱっつんだったり、カツラがずれていたりとバリエーション豊かです。

見るとほっこりするので、ある意味「福猫」と言えるかもしれません。

⑩ハートマーク

とても珍しいハート柄の模様。
出会えたらラッキーですね♡

3.白黒の比率と呼び方

①バン

頭やしっぽだけに黒が入った柄を、バンと言います。

必ずこの柄をしている「ターキッシュバン」という品種にちなんでいます。

②ハーレクイン

ハーレクインは、頭やしっぽのほかに、背中側にも少し黒ぶちが入っています。

ハーレクインとは「まだらにする」という意味です。

③バイカラー

バイカラーは、2色という意味で、白と黒の部分がほぼ一対一の割合です。

ハチワレ猫も、ときにバイカラーと呼ばれます。

④ミテッド

足先やお腹の一部だけが白い柄を「ミテッド」と呼びます。

タキシード柄や靴下を持つ猫のことですね。

4.白黒猫の性格について

野生にはない白毛が体に入るのは、人間に飼われるペットならではの特徴です。
そのため、白い毛が多いほど人懐っこい性格をしているとも言われます。
ただし白い毛が多いと、白猫特有の繊細さを持つこともあるとか。

白黒猫のさらに詳しい性格については、後日投稿しますのでお楽しみに!

5.動画で観る

多種多様でユニークな白黒猫の柄を、ぜひ動画でもご覧ください。

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