【9割が知らない】オス猫の驚くべき15の秘密

猫雑学

猫好きの皆様、今回は、猫の中でもオス猫に見られる驚きの特徴をご紹介します!
あなたは何個知っているでしょうか?

オス猫の真実

①左利きが多い

顔を洗ったり、部屋のドアを開けたりと、猫って器用に手(前脚)を使いますよね。
「猫の手も借りたい」という言葉もあるくらいですが、その猫の手にも、実は人間と同じように利き手があるのです。

そして、ある実験では、オス猫が左手を、メス猫が右手をよく使う傾向にあることが発表されました。
オス猫が左利きになりやすいのには理由があるそうです。
それは、左手を制御するのは右側の脳と言われており、男性ホルモンの影響で右脳が成熟しやすいオスは、左利きになりやすい、ということのようです。
ちなみに猫以外の動物も、オスの方が左利きになる傾向が強いんだとか。

あなたの猫が左利きか右利きか気になったら、猫が階段を上り下りするとき、トイレに入ろうとするとき、どちらの足から踏み出すか、確認してみてくださいね。

②顔が大きいオス猫はモテる

オスはなわばりの奪い合いや、メスをめぐって争う機会があることから、骨格や筋肉が発達しています。
これは男性ホルモンの影響でもあり、体と同じで顔の骨格も自然と大きくなります。
つまり、顔が大きいことは「男性ホルモンの分泌が旺盛」なことを意味し、顔が大きいオス猫は相手を威圧し優位に立て、ボス猫になりやすいそうです。
さらに、メス猫もそんな立派な顔をした、強いオス猫を選ぶというわけです。

③寿命が短い

メス猫よりオス猫の方が平均寿命がおよそ1年ほど短い傾向であるというデータがあります。
ただし、室内飼いだとあまり差はない、とも言われており、性別による差の明確な理由は分かっていません。
また、寿命には去勢や避妊の影響もあります。

④去勢した方が長生きする

去勢したオス猫は、していないオス猫に比べて長生きしているというデータもあります。
その理由としては、精巣ガンなどの生殖器の病気にかかりにくくなること、発情期にともなうストレスがなくなることが考えられています。
また、去勢するとオス本来の攻撃的な性格が弱まり、猫同士でケンカをすることが減るのです。
その結果、ケンカ中に噛まれたり引っかかれたりすることで感染してしまう、猫エイズや猫白血病などになるリスクが減るということにも繋がります。
そのため、長生きする可能性が高まるということなのですね。

⑤シャム柄のオスは子煩悩

猫のオスは子育てをしないことで知られていますが、ポインテッドと呼ばれるシャム柄のオス猫は、意外にも子育てをするようです。
これはシャム猫をよく知っている方からしたら不思議な行動ではなく、もともとシャム猫は、とても愛情深く感情表現豊かな性格をしていると言われており、子猫に対しても同様なんですね。
シャム柄の猫に限らず、愛情深い性格をしている猫であれば、まれにオスでも子育てをする様子が見られることがありますよ。

⑥子猫を殺すこともある

子育てをするオスがいるというお話をしましたが、その逆に、本来オス猫には子猫を殺す恐ろしい本能がある、というお話もしておきます。

家の中で飼われている猫の場合は、そのような行動はほとんど見られませんが、野良のオス猫の場合は、あり得るそうです。
そのため、出産した野生のメス猫はオス猫を追い出し、母猫とメスだけで赤ちゃんを育てます。
どうしてオス猫はそのような行動をとるのでしょうか?

それには3つの理由が考えられます。
一つは、子猫を獲物と混同して襲ってしまうこと、もう一つは、競争相手に支配されないよう、ライバルとなる若者を減らそうとする本能、そして、最後は、自分の血を引いていない子を殺してしまい、メス猫に自分の子孫を残させようとするためです。

とても残酷な話ですが、これは自分の遺伝子を最優先に次世代へ残そうとする、自然の摂理なのです。

⑦茶トラ猫はほとんどがオス

オレンジ色のトラ柄を持つ茶トラ猫は、「体がデカい」とよく言われます。
これにはオスが多いことが関係しているのでしょう。
なんと茶トラ猫は、8割がオス、2割がメスなんだとか。
オレンジ色の毛色を決める遺伝子が性別を決める遺伝子に関わってくるため、このような偏りが見られるのです。

オスメスの毛色の偏りについては、こちらの記事でご紹介しています。

⑧メインクーンのオスは超巨大

メインクーンという猫種をご存知でしょうか?

「世界最大の猫」と言われる大型猫種で、特にオスは体長100㎝、体重6~9㎏と、メスのメインクーンよりも倍近い重さがあります。

ちなみに中型猫の体長は30㎝弱で、猫の平均体重が3~5㎏程度ですので、かなり大きいことが分かりますね。

⑨オス猫は孤独

野生のオス猫に限った話になりますが、メス猫たちの群れで育ったオス猫が成猫になると、自発的にまたは親猫に追われることで群れから離れ、単独行動をとるようになります。
そしてそのオス猫は、親猫のいる群れから離れた後、近親交配を本能的に避けるため、再びその群れに接触することはほとんどありません。
また、発情期を迎えたオス猫は、メス猫との交尾を終えると、すぐ他のメスを探しに行き、発情期を越えると、また単独で行動する生活になります。
一方、メスは生まれた場所に残り、母猫や祖母猫が守ってきた餌場や子育てに適した場所を受け継いでいきます。

⑩日本で一番人気の名前は「レオ」

2022年の調査結果によると、一番人気のオス猫の名前はダントツで「レオ」だそうです。
ある調査では5年連続1位だとか。
あなたの猫の名前は何ですか?
コメント欄で教えてくださいね。

⑪オス猫の性格が子に遺伝する

猫の性格形成には、育った環境や性別・毛色などが影響しますが、遺伝子の影響も大きいとされています。
性別や毛色で猫の性格が判断できるというのも、遺伝的な統計学によるものとも言えます。
そして意外なのは、毛色は母猫のものも遺伝しますが、性格は父親の遺伝子の影響をかなり受け、父猫似になる猫が多いのです。
父猫が穏やかな性格なら穏やかな猫に、父猫がボス猫なら強い猫に、臆病な父猫なら怖がりな猫になる傾向だとか。

⑫尿路結石になりやすい

オス猫は、メス猫と比べて元々尿道が細長くカーブしている部分もあるため、結石が詰まりやすい傾向があります。
さらに去勢したオス猫は、運動量が減るため肥満になりやすく、そうなるとさらに脂肪で尿道が圧迫され、リスクが高まります。

⑬マーキングをよくする

なわばりをアピールするためのマーキングですが、オス猫の場合はスプレー行為という濃いおしっこをかける行動をすることがあります。
去勢するとあまりしなくなりますが、中には去勢後でも、野良猫を見たときなど、不安な気持ちを紛らわすためにすることがあります。

⑭何かと外に出たがる

オスは去勢していても、メスの鳴き声やフェロモンに誘われることがあるため、メスの野良猫の発情期はソワソワしがちです。
また、オスの方が鳥などの獲物を捕まえたいという本能が強く、なわばりや行動範囲も広いため、外に出たがることが多いというわけです。

⑮よく食べ、よく遊び、よく甘える

メスよりも体が大きく筋肉質なオスは、跳躍力やスピード、持久力もメスより上回るため、遊び方もメスより激しいです。
そのため、基礎代謝もメスより高く、食いしん坊になってしまいます。
さらにはオスにはもともと、交尾のためにメスを追い回し、気持ちをストレートに表す習性があるため、飼い主さんに対してもためらいなくスリスリゴロゴロします。
多くの飼い主さんが、「オス猫は甘えん坊」という理由ですね。

※こちら?から動画でご覧いただけます

広告

コメント

タイトルとURLをコピーしました